都会の片隅に佇む小さな足袋屋むさしや
  

むさしや足袋語録

 

既製足袋

 

当店では常時、在庫として置いてある足袋は木綿の白キャラコだけです。
どの型がアナタの足に合うのか?お勧めする足袋は使用目的やお好み、足の特徴などにより変わります。
アナタのお気に入りの足袋は本来は履き比べてみないと判りません。
色々な補正の方法により、綺麗に履く事が出来る場合も在ります。
当店では、一度で良いですからご来店頂く事をお勧めしています。
どうしてもご来店できない場合、“足寸法の測り方”をご参照のうえ採寸頂き、そのデータを郵送頂く事をお勧めいたします。
当店でそのデータからお勧めする足袋が判ります。
尚、サイズは子足袋は13.5センチから20.5センチまで5ミリ刻みで1種類、
大人用は21センチから在りますが、22センチから24.5センチで極細の桐形、幅細の細形、標準の中細形、がっしりした人の甲高型、ぽっちゃりした人の〆太形、外反母趾用の梅形、そして、紳士用標準の藤形の7種類の形があります。
25センチ以上29センチまでは桐形、細形、藤形の3種類のサイズを在庫として確保してございます。

 

クセ取り足袋

 

当店既製足袋のほうが全体のバランスが合っているので美しく履けることが多々あります。 但し、つま先は綺麗でも足首が合わない場合も多々あります。
この様な時、当店ではお客様の寸法に足首を作り直した足袋を作る事ができます。
他店ではお誂え足袋となる場合も在りますが、当店では400円高で足首直しの足袋を作る事が出来ます。
これが、クセ取り足袋です。

製作日数はお誂え足袋と同じ日数を頂いています。

 

お誂え足袋

 

足に合せて作る誂え足袋にも色々な作り方が在ります。
既製の足袋の余っている部分を詰め、足りない部分を足す方法も在ります。
美しく見せるための誂えの方法も在りますが、私は足の形に合せるのが一番自然だと思います。
既製の足袋で合わないのは足の形に問題が在るからです。
基本的に足袋の形が良く無くなる事が自然です。
つまり、誂え足袋“は美しく見えない”のが基本です。

それでは、誂え足袋の良さは?
足に合わせた足袋は生地に無理が無いので、足袋は長持ちします。
合わせ方にもよりますが、足に合った足袋は履き心地が違います。
只、人間の足はゴムと同じです。
ピッタリの足袋を履けば、その足袋の形になりますが、翌日には足は元の姿に戻ります。
毎日、足袋を履いている人は、だから美しく足袋を履く事が出来るのです。

当店では、誂え足袋も含めて約1か月から2か月の製作日数を頂いています
お急ぎの場合、1週間の製作日数で定価の5割増し、2週間の製作日数で定価の3割増しで製作をお受けする事が可能です。

 

五行法

 

古代中国の陰陽道の一つで“世の中すべてが5つに分けられる!”と言う考え方
例えば七曜は火、水、木、金、土に太陽と月が入って構成されている。
私が主に使用しているのは、肌の色から五臓の病気を診断する方法で、
親指が肺、人差し指が胃、中指が心臓、薬指が肝臓、小指が腎臓のトラブルと関連している。と言う考え方に基づいている。