第十一話 ドレスコードについて


皆さんはドレスコードの事をご存知ですか?

西洋では晩餐会などには、燕尾服とかタキシードなど、服装を指定される場合が在ります。
今でも、レストランで上着着用などとかサンダルでの入場お断りなど、入場を断られる場合が在ります。
日本でも本来、洋服に限らず、和服の場合でもドレスコードは在ります。
皆さんがドレスコードを気にしないのは、普段、ドレスコードが必要な場所に行かないだけなのです。

では、どのような場所なのでしょう?
例えば、結婚式、葬式、などの冠婚葬祭、格式のあるお茶会、パーティー、などです。
この時に、ドレスコードを間違えれば、基本的に本人だけでなく、家族、親戚までがとんだ恥をかくことに為ります。
足袋は昔、一般庶民は履く事が出来ませんでした。
昔は、どの様な服装、帯、帯止めから半襟、足袋までが人物の品定めに見られていました。
この様な歴史から当店では、結婚式の新郎、新婦とご両親は特に当店の白足袋をお勧めしています。
叉、格調の高いお茶会やパーティーにも恥をかかない様に、当店の白キャラコ足袋をお勧めいたします。
ちなみに、色、柄、麻足袋などはいくらお値段が高いものでも、普段用、おしゃれ用です。
本来はこのような足袋を、結婚式に履いて行く。などは、例えお客様でも主賓やご列席の方に対し失礼に当たります。

お仲間内のお茶席、街歩きなどは多いに見せびらかして、おしゃれを楽しむと宜しいと考えます。